仙台市科学館特別展イベント「海水のふしぎ」出前講義

 仙台市科学館の平成24年度特別展「深海の不思議 海への夢と希望をとりもどそう!!」の特別展イベント第2弾として、8月22日(水)に資源海洋部の伊藤進一グループ長が出前講義「海水のふしぎ」を行いました。
 この日は26人の参加があり、伊藤グループ長から出される「海水はなぜしょっぱいのでしょう?」、「海水と淡水を見分けるにはどうしたらいいでしょう?」などの9つの問題を解いていく形式で講義を進めました。深海3,000mの海水を熱して塩分を取り出す実験や、塩分の高い水と低い水が隣り合ったらどうなるかという実験を通して、意外と知らない海水の不思議な性質にふれ、参加した皆さんに楽しく学んでいただきました。


振るだけで海水と淡水が見分けられる?

塩分が違う水をいっしょにするとどうなるかな?

水研センターでは、成果の普及と国民との双方向コミュニーケーションを図っており、今後も研修や講演等を通して、漁業者や関係機関の方々と連携を図ってまいります。