全国水研サッカー大会参加のご報告

東北水研サッカー部幹事一同


 昨年の9月5日〜6日に、静岡県掛川のヤマハリゾート嬬恋で第5回全国水産庁研究所サッカー大会が開かれました。我が東北水研サッカー部は、一昨年の奇跡の3位入賞に気をよくして、密かに優勝をねらって乗り込んだのでした。
 平均年齢がきわめて高く、ほとんどサッカー経験者のいない我がチームは、ただひたすらに気合いと毎日の昼休みに培った体力のみを頼りにした、ほとんど“わーわー作戦”しかできないチームではありますが、そのディフェンス力の高さには多少の自信を持っています。しかし、2人のディフェンスの要(大会を前に北欧に逃亡したK氏と度重なる故障と寄る年波で半引退状態のY氏) を欠いた今大会では、やはり助っ人を頼むほかなく、既にメンバーとして認知されている(と我々は思っている)ジュリアン・カール氏に加えて、我がサッカー部に縁のある3名の加勢をお願いしました。東北水研で修行中の学生N氏、トレーナーとしての手腕を買われているOBのT氏(現水産庁)も参加してくれました。それに、中央水研から八戸支所に戻ってきたH氏は強力な新戦力でした。というわけで、どうにかこうにか16人を確保して意気揚々と試合に臨んだのであります。断っておきますが、チームの主体をなし、チームカラーを出しているのはあくまで"へたくそわーわー軍団"であって、助っ人の皆さんが重要な働きをすることは言うまでもありませんが、その分“主力”メンバーが足を引っ張っているのですから、「インチキだ!」などと言わないでください。塩釜の本所と八戸の支所を併せても40人あまりしかいない弱小田舎水研で11人+αを集めるのは容易なことではないのです。
 1日目の予選リーグは、全日本がフランスワールドカップへ行く前に練習したという由緒正しいCコートで戦いましたが、なんと2勝(うち1試合はPK戦、でも勝ちは勝ち)で1位通過。しかし、2日目の決勝リーグは1点も取れずに2敗を喫し、結果は一昨年と同じ3位でした。大量点を取られたわけではなく接戦に敗れたわけですが、やはり決勝リーグともなると気合いと体力に頼った“わーわー作戦”だけではいかんともし難く、なにがしか組織的・頭脳的プレーが必要なことを痛感して帰って参りました。一月前に全国水研テニス大会で優勝を果たしたテニス部の隊長U企連室長にはさんざん馬鹿にされましたが、そのテニス部も10年ぶりの優勝ですから、我々サッカー部も今年こそは優勝を目指してがんばりたいと思います。“わーわー作戦”に磨きをかけ、さらなる奇策をもって望めば必ずや…、と思いながらも特別な練習をするわけでもなく、日々の勝ち負けに一喜一憂する昼休みサッカーに今日も興じている我がサッカー部であります。最後に、お世話をおかけした幹事水研の遠洋水研の皆さん、応援してくださった多くの皆さんにあらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
kiren@myg.affrc.go.jp

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