庶務課の紹介

河内洋司



 昭和24年6月1日に当所が設立されて以来、今日まで早49年余りが経過して、来年度には満50周年を迎えることになっています。
 この間、企画連絡室の新設や組織名の改称などを経て、今回、1)新たな研究ニーズに的確に対応するための組織構成の見直し、2)国際漁業交渉・つくり育てる漁業等行政ニーズへの的確な対応を図るためのスタッフ機能の強化、3)研究に関する企画調整及び情報の収集・発信機能の強化を基本にし、平成10年10月1日付けをもって我が東北水研も企画連絡室、八戸支所及び各部・室の組織改正がなされることになりました。
 庶務課においては、これまでも研究業務・洋上調査等が十二分に行えるよう、研究者や船舶職員に係わる事務的な業務を全うしてきました。今回の組織改正後においても、更なる研究・調査業務の発展、行政ニーズへの対応が十分にでき得るよう、尽力する所存であります。ちなみに、これまで庶務課に携わった事務職員は60有余名に達し、庶務課長は小職で14代目です。
 さて、今回の組織の改編では庶務課の改正はありませんが、現在の庶務課は、課長、課長補佐、庶務係3名、会計係3名、用度係4名、合計12名の体制で業務を運営しています。その他に行政職員は4名在籍していて、企画連絡室に2名、八戸支所庶務係に2名が配属されています。
 水産庁研究所における事務部門の組織体制は、部制のある研究所や庶務課の他に会計課のある機関、あるいは庶務課の中に人事係・厚生係・人事厚生係・営繕係のある部署もありますが、当所は一般的な庶務・会計・用度の3係体制であり、それぞれの係の業務分担は、当所の事務分掌及び組織細目に関する規程において次のように規定されています。
 庶務係においては、1)職員の職階、任免、服務その他の人事に関すること、2)職員の給与に関すること(給与の支給に関することを除く。)、3)文書の接受、配布、保存その他の文書の取扱いに関すること、4)所長の官印及び所印を管守すること、5)共済組合及び職員の福利厚生に関すること、6)職員の公務災害補償並びに退職者についての恩給及び年金に関すること、7)庁中取締り及び行政財産の管理に関すること、8)建物及び工作物の営繕に関すること、9)前各号に掲げるもののほか他の所掌に属しない事務に関すること。
 会計係においては、1)前渡資金の経理に関すること、2)給与及び旅費の支給に関すること、3)計算証明に関すること、4)債権の管理及び歳入に関すること、5)支出負担行為に関すること。
 用度係においては、1)物品の購入及び管理並びに役務の調達に関すること、2)物品の処分に関すること。
 また、課長補佐は、課長を補佐するとともに、庶務課の所掌事務の一部を総括整理することとなっていて、庁中取締り、行政財産の管理、建物及び工作物の営繕に関することを主とした業務にしています。
 さらに、課長は、庶務課を総括するとともに所長を補佐し、職員の労務管理が主な業務になっています。
 ちなみに、八戸支所の庶務係においては、1)職員の服務に関すること、2)職員の福利厚生に関すること、3)文書の接受、配布、保存その他の文書の取扱いに関すること、4)庁中取締り及び行政財産の管理に関すること、5)建物及び工作物の営繕に関すること、6)給与及び旅費の支給に関すること、7)物品の購入及び管理並びに役務の調達に関すること、8)物品の処分に関すること等が、その所掌事務となっています。
 このように、事務職員においては、研究職や海事職の皆さんの十分な業務運営ができ得るように、職員の服務・福利厚生・給与・旅費あるいは物品・役務の調達など直接・間接的に研究や調査の業務に携わっていると自負しており、これからも引き続いて当所の更なる発展に寄与してまいります。
(庶務課長)
庶務課職員
Youji Kouchi

目次へ戻る

東北水研日本語ホームページへ戻る