あとがき


 文書類はA-4版化という世の動きにつれて、東北水研ニュースもこの号からA-4版と大型化することになりました。もちろんニュースですから皆様には読んだ後、特に保存をお願いしている訳ではありません。なかに奇特な方は、本ニュースを綴じて保存されておられる方もあるのではと推察します。そのような方は、とても面倒な思いをされておられるのではとおそれいっております。
 版を改めたことを機会に新しい企画も始まりました。ご覧頂けましたように東北区水産研究所研究報告(研報)掲載の論文内容の紹介です。論文の著者が研究内容を、専門外の人にいかに分かり易く説明するかが肝要ですが、ご感想はいかがでしょうか。
 新しい研究施設として、永らく要望されていました新若鷹丸が竣工し既に本調査も2回、3回と行っています。若鷹丸の概要については、長谷川船長に執筆いただきましたが、その続編としての調査編の記事が待たれます。また、今回は写真だけの紹介となりましたが今一つの新しい施設として、生態系解析実験棟も完成し実験が開始されています。こちらの紹介は紙数の関係で次号送りとなりました。
 このように、東北区水産研究所には、新しい革袋が出来まして、中にいれる新しい酒として「水産研究将来構想」や準備中の6巡目研究レビューの特別検討事項が考えられますこの頃です。
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