転任の挨拶

濱邉 保


 6月1日に南西海区水産研究所への転任辞令を受け、3日に多賀城を出発し途中、新潟・大阪に宿泊し、5日に無事広島に到着いたしました。
 平成4年4月に新任庶務課長として赴任し、2年2ヶ月の在職期間でしたが、皆様のご協力により無事任務を遂行できましたことを感謝いたします。
 東北水研在任中、石垣支所設置問題、わかたか代船建造、定繋港問題、庁舎管理(機械警備導入)などの諸課題はいずれも総論賛成、各論反対の典型的な事例で、解決の決め手は総合的な判断に基づいて、時間はかかるが、職員全体の意見を取り入れた協議による合意形成が大切であることを実感しています。その際、提案に反対するだけの意見に対しては、実現可能な対案をもとに検討をすすめるべきだと思います。
 職場内のことは家庭に持ち込まないで、週休二日制を利用して、東北六県を旅行できたこと。なかでも会津若松、宮城蔵王、十和田湖などの観光名所巡りの機会を得たことは精神的なリフレッシュ効果は大であったと思います。
 在任中に果たし得なかった懸案事項も、所長をはじめとした皆様方の適切な運営手段により、問題が解決されることを確信するとともに、東北水研の今後の発展を祈念します。

(南西海区水産研究所庶務課長)

Tamotsu Hamabe

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