退官の挨拶
小達和子
皆様ありがとう
此の度無事定年退職することが出来て、こんなにうれしい事はありません。
これも、ひとえに皆様の温かい御交誼のお陰と、あらためて感謝しております。思い返せば40有余年、人生の半生以上、この間多くの出逢いがあり、その度に友人を増やし私の大いなる財産と思っております。40年の思い出はあまりに永いので時たま機会あるごとに話してきましたが、特にコンピューターの発達は目をみはるばかりでおどろいています。一方、あまり発達していないもの顕微鏡によるプランクトンの同定、私が入所した40年余以前と殆ど進歩が見られませんでした。私が経験して来た宿命とも思われる種の分類、同定はいつの時代に解消されるのか、生きていてこの目で確めたいと思いますが。
おなごりはつきませんが歴史的な話を聞きたい方は、どうぞ、おいしい物を用意して待ってますからいらして下さい。末筆ながら皆様の益々のご健勝とご発展を祈念いたします。
(元 資源管理部主任研究官)
Kazuko Odate
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