資源増殖部・魚介類増殖研究室
菊地省吾
魚介類研究室（旧）の時代は、アワビの種苗生産技術の開発に主力を注いで来たが、この研究も一段落したので、研究体制の見直しを機に、視野を拡げ、有用魚介類資源の再生産過程における環境要因、群集構造、食物連鎖等の相互関係を解明し、沿岸域における生物資源の総合的有効利用をめざす研究に重点を移していくべきであると考えている。
それにつけても、現在の研究施設は、狭隘かつ老朽化しており、新しい「研究目標」にふさわしい施設に更新されることが切に望まれるところである。「研究目標」が画餅の見本とならないためにも。
Shogo Kikuchi
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