「所」変われば「書」変わる?

加茂正男


 4月2日、住み慣れた塩釜を後に太平洋フェリーは、一路名古屋へ向けて出航した。・・・あれから4カ月、2人の愚息と同居人はすっかり学校・地域に慣れ、小生も徐々に職場に馴染んで来ています。
 振り返って見ると、図書室をもう少し使い易く整理したかったのが心残りです。one man Libraryがone-man Libraryではなかったのかなあと反省しています。新人の方に大いに期待したいと思っています。それについけても、松島湾を眺めながら仕事ができたことは思い出深いです。
 ところで、養殖研というところは、東北水研や他の海区水研と違い、水産生物の増養殖に関する基礎的試験研究を行う機関で、図書室もそれなりに様相を異にしている。つまり、資源・海洋関係の蔵書が少なく、遺伝・栄養・魚病といった関連の図書が多い。そして、分類は、養殖研特殊分類である。成る可く早く蔵書を覚える為ブラウジングを日課の一つにしています。
 何せ初めての転勤で専門分野が広いので、未だ仕事の方は今イチですが、これまでの経験を生かし心身ともに鋭意体質改善に努力していきたいと思っています。長い間本当に有難うございました。今後とも宜しくお願い致します。
養殖研企画連絡室図書資料係長

Masao Kamo

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