八戸支所に移って
武藤清一郎
暮れもおしつまった12月5日に八戸支所に転任致しました 。このごあいさつを
書いている今日−2月中旬−までは、雪もそれ程多くなく、寒さもしのぎ易いようですが、
これから冬の厳しさを味わうことになるかも知れません。
塩釜に33年も在勤し、はじめての転勤ですが、昭和26年に当時の利用部に入り、
37年に海洋部に移っておりますので、今回で三つめの職場と云うことになります。
私からみた八戸支所は意外に関係が深く、利用部時代の試料採取や海洋部に移ってからの
わかたか丸乗船−北方亜寒帯海域に関する総合研究(45〜47年)、津軽暖流域に関する総合
研究(50〜52年)−でそれぞれ現在の第1研究室と第2研究室の皆さんにお世話になりました。
今後は、今までの経過をふまえて、諸先輩の御指導を頂くわけですが、人員の減少と老令化は
大きな問題で、さまざまな見直しを迫られると思います。老令化は年々進みますが、人員の減少は
人為的な面が強いわけで、それぞれ個別な解決を図らなくてはなりません。今後の御支援を切に
お願い致しいます。
前 海洋部海洋第二研究室長 八戸支所長
Seiichiro Muto
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