塩釜から八戸へ

相沢幹夫



 今年4月1日付をもって、東北水研八戸支所に転出いたしました。初めての転勤です。 私は、昭和46年1月1日付、東北水研採用となり最初は用度係に配置され、証拠書類の編さん、 契約、物品の管理などの仕事をさせて頂きました。その後会計(旅費)、庶務(厚生)、そして再び 会計に戻り給与を担当し、12年3カ月間の本所勤務でしたが、どの仕事もほんの少しかじった 程度のものですから、これから先「果たしてうまくやれるだろうか」そんな不安な感を抱きながらの 赴任でした。
 家庭の事情もあって単身赴任ですので、炊事、洗濯などの家事一切をやらなければと思うと 一層気が滅入りました。それでも料理の本(男も作る自炊入門)を片手に、「長続きする」 「イヤにならない」料理の仕方を心掛けて奮闘しておりますが、やれば出来るじゃないかなどと 変な自信がついたりして、結構外食に頼らずやっております。
 宿舎は、支所から徒歩10分ぐらいの所にあり、見かけは本所小松崎宿舎よりもチョット 良いぐらいの一戸建てです。家の廻りには笹竹、雑草が生い茂り草取りも不精者の私には一苦労 です。
 仕事の方は、前任者の例に倣いながら、なんとかこなしておりますが、不勉強のためまだまだ 不充分です。また、第1研究室の底魚資源研究や第2研究室の沿岸性浮魚類の資源研究に対する 理解不足も手伝って、思うように仕事が出来ないのが現状で、研究者の皆さんには迷惑の掛け どおしです。
 赴任して3カ月経過した今、やっと八戸のそして職場の空気に馴れたところです。庶務は私を 含めて2人ですけれども、庶務としての役割、与えられた仕事を充分に果たせるよう精一杯頑張り たいと思っておりますので、本所庶務課の皆さんよろしくお願いいたします。最後に、本所の皆さんに は大変お世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。今後ともご指導、ご鞭撻の程 よろしくお願いいたします。
前 庶務課  八戸支所庶務係長

Mikio Aizawa

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