記 | |
東北海区のカツオ漁況予想 | |
(i) | 本年は昨年と同じく2年魚単一組成の年である。 |
(ii) | 東北海区の漁況に関連があると見られる先島群島および紀南の漁獲量は昨年をかなり上廻つている。また,東北海区の漁況を直接左右すると見られる野島沖の2年魚の来遊量は昨年よりやや多い模様である。 |
(iii) | 以上から本年の東北海区における総漁獲量は昨年をやや上廻る5〜7万トン(千葉県以北での陸揚量は4〜6万トン)と見込まれる。 |
(iv) | 海況及び漁況の経過から判断すると,魚群の北上経路は近海では(イ)142°〜143°E沖合では(ロ)147°〜148°E及び(ハ)150°〜153°E付近と見られる。但し,6・7月の漁場としては(イ)は余り期待できず,主漁場は(ロ)及び(ハ)の北上群によつて形成される見込み。 |
記 | |||
(i) | 南方水域におけるカツオ漁況予報の1つの試み | 東北水研 安楽守哉 | |
(ii) | 赤道水域のカツオについて | 東北水研 永沼 璋 | |
(iii) | 南方カツオの産卵調査について | 三重浜島水試 丹羽 誠 | |
(iv) | カツオの性成熱について | 東北水研 浅野政宏 | |
(v) | Scombroid fishesの摂餌行動について | 東北大農 渡辺 洋 | |
(vi) | アフリカ西岸におけるマグロ竿釣・まき網漁業とその資源 | 遠洋水研 林 繁一 | |
(vii) | 成長研究における年令別平均体長の問題点 | 遠洋水研 林 繁一 |