マサバ資源研究会議

(6月25日)

 太平洋系群マサバに関する漁業生物学的研究成果が水研・水試担当者から発表されたが,とくに東北海区北部(道東・八戸沖)における成魚および常磐沖海域における未成魚に関する知見が主要課題であった。
 東北海区におけるマサバ資源の諸特性についての知識は近年次第に深められつつあり,本研究会議も今後年1回定形的に開催の予定である。
 当日の発表課題、発表者所属氏名は下記の通りである(◎印 講演者)
綜合課題名 マサバの生態および資源に関する最近の知見。
1東北海区北部漁場における昭和43年漁況の総括佐藤祐二・
◎小滝一三(東北水研)
2東北海区北部漁場における近年のマサバ年令組成◎佐籐祐二・
飯塚景記(東北水研)
3関東近海マサバの生活様式宇佐美修造(東海水研)
4マサバ太平洋系群産卵前の肝臓粗脂肪量鈴木弘毅(神奈川水試)
5東北海区北部におけるマサバ当才魚に関する二,三の知見飯塚景記(東北水研)
6常磐海域におけるマサバ未成魚の越冬期の生態沖崎克巳(福島水試)
7Scombroid fishesの食物探索行動について渡辺 洋(東北大農)
8ペルー沖のサバについて小滝一三(東北水研)
9サバの棲息環境について川崎 健(東海水研)

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