沿革

     
■昭和24年
  (1949年)
水産庁東北区水産研究所発足。宮城県塩釜市杉の入表に庁舎を設置。庶務課、海洋資源部、増殖部、利用部を設置。第一旭丸(木造50トン、120馬力、8ノット、水産資源及び海洋に関する調査に従事)を配船。
塩釜庁舎の全景と周辺の写真
【写真左】 当所は昭和24年6月に発足したが、庁舎が完成したのは次年度であり昭和27年9月に開庁式が行われた。写真Aは、その当時の庁舎全景および周辺の写真で、右側にある海辺の緑の中にある高台の建物が庁舎である。
第一旭丸(木造50トン)
【写真右】 第一旭丸(木造50トン) 1948-1960
庁舎の正門
【写真左】 庁舎の正門
人工潮目実験室【写真右】 人工潮目実験室
人工潮目実験室の内部【写真左】 人工潮目実験室の内部 利用部研究室の一部【写真右】 利用研究室の一部
■昭和25年
  (1950年)
農林省水産試験場の宮古試験地が東北水産研究所に移管、これを八戸市に移転して八戸支所を新設。
八戸支所 旧庁舎 1950-1970(正面)
【写真左】 八戸支所 旧庁舎 1950-1970(正面)
旧庁舎の裏(左前方には臨海実験水槽がある)
【写真右】 旧庁舎の裏(左前方は臨海実験水槽)
■昭和32年
  (1957年)
寒風澤島に寒風澤実験所を開設。カキ・アカザラガイ・ノリ・ワカメ・テングサの増養殖に関する研究を実施。
・昭和41年8月 分室に拡充整備
・昭和48年5月 分室を廃止。寒風澤島より撤収。
寒風澤実験所の実験室
【写真左】 寒風澤実験所の実験室
実験池
【写真右】 実験池
■昭和35年
  (1960年)
初代わかたか丸(木造83トン、250馬力、9ノット)建造。
初代わかたか丸(木造83トン)
【写真】 初代わかたか丸(木造83トン) 1960-1970
■昭和37年
  (1962年)
資源部、海洋部、増殖部に改称。利用部を廃止。
■昭和39年
  (1964年)
資源部、海洋部、増殖部、八戸支所の科の改称。
■昭和42年
  (1967年)
塩釜市新浜町に庁舎を移転
当時の塩釜庁舎全景
【写真左】 塩釜港造成の一環として、昭和42年に現在の所在地に移った。写真Bは当時の庁舎全景
写真Cは、塩釜庁舎全景と周辺
【写真右】 写真Cは、周辺も含んだものである。周辺には現在のような加工団地はなかった。
■昭和45年
  (1970年)
第2代わかたか丸(鋼船143トン、速力10ノット)を建造。増殖実験棟を増設。
第2代わかたか丸(鋼船143トン、速力10ノット)
【写真】 第2代わかたか丸(鋼船143トン、速力10ノット) 1970-1978
■昭和46年
  (1971年)
八戸支所庁舎を建替え。庶務課長補佐を新設。
八戸支所 新庁舎 1971-現在(正面)
【写真左】 八戸支所 新庁舎 1971-現在(正面)
八戸支所 新庁舎 1971-現在(裏)
【写真右】 八戸支所 新庁舎 1971-現在(裏)
■昭和52年
  (1977年)
企画連絡室を新設。
■昭和53年
  (1978年)
第2代わかたか丸を改造(143トン → 改 170トン)。
第2代わかたか丸(改 170トン)
【写真】 第2代わかたか丸(改 170トン) 1978-1995
■昭和62年
  (1987年)
情報係を新設。
■昭和63年
  (1988年)
資源管理部、海洋環境部、資源増殖部、八戸支所に改称。
■平成 4年
  (1992年)
資源増殖部に増殖漁場研究室を新設。
■平成 7年
  (1995年)
第3代若鷹丸(692トン、速力12ノット、航続距離6,000カイリ)を建造。生態系解析実験棟を増設。
第3代若鷹丸(692トン、速力12ノット、航続距離6,000カイリ)
【写真左】 第3代若鷹丸(692トン、速力12ノット、航続距離6,000カイリ)
生態系解析実験棟
【写真左】 生態系解析実験棟
当時の庁舎全景(写真D)
【写真右】 当時の庁舎全景(写真D)
■平成10年
  (1998年)
企画連絡科長を新設。所の組織改正により、混合域海洋環境部、海区水産業研究部、八戸支所に改組。資源管理部を廃止。
■平成12年
  (2000年)
海洋モデル解析実験棟を増設。
海洋モデル解析実験棟
【写真】 海洋モデル解析実験棟
■平成13年
  (2001年)
独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所を設立。
■平成15年
  (2003年)
独立行政法人水産総合研究センターが認可法人海洋水産資源開発センター及び社団法人日本栽培漁業協会の業務を継承。
■平成18年
  (2006年)
独立行政法人水産総合研究センターと独立行政法人さけ・ます資源管理センターが統合。所の組織改正により、業務推進部を新設。企画連絡室、庶務課を廃止。
■平成22年
  (2010年)
生態系標本管理研究棟を新設。
生態系標本管理研究棟
【写真】 生態系標本管理研究棟
■平成23年
  (2011年)
東北太平洋沖地震による影響で宮古栽培漁業センターが全壊。宮古市内に仮事務所を設置し業務を継続。効率的な研究開発を行うため、独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所と宮古栽培漁業センターが統合し、東北区水産研究所宮古庁舎となる。
■平成25年
  (2013年)
国際水産資源研究所外洋資源部いか資源グループを、東北区水産研究所資源海洋部に移管。
宮古新庁舎が竣工、12月1日付けで資源生産部を沿岸漁業資源研究センターに改称。
宮古新庁舎
【写真】 宮古新庁舎
■平成27年
  (2015年)
独立行政法人通則法などの改正に伴い、平成27年4月1日付で国立研究開発法人に改称。
■平成28年
  (2016年)
平成28年4月1日付で、国立研究開発法人水産総合研究センターと独立行政法人水産大学校が統合し、国立研究開発法人水産研究・教育機構が発足。
東北区水産研究所では、塩釜庁舎の4グループを統合し、資源環境部を新設。八戸庁舎の2グループを資源管理部に改称。沿岸漁業資源研究センターは宮古庁舎の3グループ体制とした。