東北区水産研究所 60年のあゆみ
①昭和24年-昭和33年 | ②昭和34年-昭和43年 | ③昭和44年-昭和53年 | ④昭和54年-昭和63年 |
⑤平成元年-平成10年 | ⑥平成11年-平成21年 |
⑥平成11年-平成21年
平成11年(1999年) | ||||
東北水研 | (4月) ・プロジェクト研究「CO2収支(略称)」において、「親潮域・混合域における大気/海洋のCO2収支の評価」を開始(平成14年までの4カ年計画) ・東北水研設立50周年記念「一般公開」及び「50周年記念式典」を挙行 (9/5) 東北区水産研究所ニュース 第58号「東北水研創立50周年記念号」刊行 | |||
水産業全般 |
・持続的養殖生産確保法公布・施行 ・食料・農業・農村基本法の公布・施行 ・水産基本政策大綱決定 | |||
平成12年(2000年) | ||||
東北水研 | (2月) ・浮 永久氏が国際アワビ学会研究功労賞を受賞 | |||
水産業全般 |
・生物多様性条約特別締約国会議 カルタヘナ議定書採択 ・食料・農業・農村基本計画の策定 ・新・日中漁業協定発効 ・水産研究・技術開発戦略公表 | |||
平成13年(2001年) | ||||
東北水研 | (3月) ・海洋モデル解析実験棟完成 (4月) ・独立行政法人化 所長は伊藤克彦氏 ・農林水産技術会議事務局計上プロジェクト研究「協調システム(略称)」において、「リアルタイム海況モニタリング手法の開発」を開始(平成15年度までの3カ年計画) ・環境省計上プロジェクト研究「鉄濃度調節(略称)」において、「鉄濃度が植物生理・生産に及ぼす影響の把握」を開始(平成15年までの3カ年計画) ・交付金プロ研「第一次栽培プロ(略称)」において、アワビとヒラメを対象に研究を開始(平成15年度までの3カ年計画) | |||
水産業全般 |
・農林水産省有明海ノリ不作対策本部設置 ・独立行政法人 さけ・ます資源管理センター、独立行政法人 水産大学校、独立行政法人 水産総合研究センターが発足 ・改正JAS法の品質表示基準に基づき水産物等加工食品の表示義務化 ・資源回復計画の作成開始 ・水産研究100周年記念式典(横浜) ・水産基本法(平成13年法律第89号)公布・施行 ・WTO閣僚会議 新ラウンド立ち上げ | |||
平成14年(2002年) | ||||
東北水研 |
(3月)
・山下 洋氏が水産海洋学会賞(宇田賞)を受賞 ・神山孝史氏が日本プランクトン学会賞を受賞 ・高橋一生氏が日本プランクトン学会奨励賞を受賞 (4月) ・農林水産技術会議事務局計上プロジェクト研究「海洋生物資源(略称)」を開始(平成18年度までの5カ年計画) ・農林水産技術会議事務局計上プロジェクト研究「地球温暖化(略称)」において、「親潮域・混合域における低次生態系モニタリング」を開始(平成17年度までの4カ年計画) ・農林水産技術会議事務局計上プロジェクト研究「深層生態系(略称)」を開始(平成18年度までの5カ年計画) ・農林水産技術会議事務局計上プロジェクト研究「産地識別(略称)」において、マガキを対象に研究を開始(平成16年度までの3カ年計画) | |||
水産業全般 |
・第2回栽培漁業国際シンポジウム(神戸) ・「水産基本計画」を閣議決定 ・資源回復計画の実施 ・近畿大学水産研究所が、世界で初めて人間の飼育管理課でクロマグロのライフサイクルを完成させることに成功 ・指定漁業の許可一斉更新 | |||
平成15年(2003年) | ||||
東北水研 |
(4月) ・交付金・国際共同研究「北太平洋における気候変動に対応した低次生態系と高次生態系の変動を予測するためのモデル開発」を開始(平成17年度までの3カ年計画) ・農林水産技術会議事務局計上委託研究「現場即応型貝毒検出技術と安全な貝毒モニタリング体制の開発」を開始(平成18年度までの4カ年計画) ・環境省計上プロジェクト研究「プランクトン群集(略称)」において、「動物プランクトン群集組成の長期変動データに基づく海洋生態系の気候変動応答過程の解明」を開始(平成17年度までの3カ年計画) ・交付金プロ研「ゲノム育種(略称)」において、アワビを対象に研究を開始(平成17年度までの3カ年計画) | |||
水産業全般 |
・有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律に基づく有明海及び八代海の再生に関する基本方針公表 ・独立行政法人 水産総合研究センター 西海区水産研究所の新庁舎移転及び所内に有明海・八代海漁場環境研究センター設置 ・内閣府に食品安全委員会設置 ・独立行政法人 水産総合研究センター 養殖研究所が、世界で初めてシラスウナギの人工生産に成功 ・独立行政法人 水産総合研究センターに海洋水産資源開発センター及び社団法人 日本栽培漁業協会を統合 ・独立行政法人 農林漁業信用基金発足 ・コイヘルペスウイルス病発症による養殖コイの大量死問題発生 | |||
平成16年(2004年) | ||||
東北水研 | (3月) ・神山孝史氏が日本水産学会論文賞を受賞 (4月) ・農林水産技術会議事務局計上プロジェクト研究「協調システム(略称)」において、「リアルタイム海況データマイニングシステムの開発」を開始(平成17年度までの2カ年計画) ・交付金プロ研「第二次栽培プロ(略称)」において、アワビとヒラメを対象に研究を開始(平成18年度までの3カ年計画) | |||
水産業全般 |
・遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律施行 ・世界で初めて完全養殖マグロを近畿大学水産研究所が市場に出荷(2歳、体長1m、体重20kg) | |||
平成17年(2005年) | ||||
東北水研 | (3月) ・清水勇吾氏が日本海洋学会岡田賞を受賞 (8月) ・「東北海区サンマ漁業創始100周年」記念記事を東北水研ニュース69号に掲載 | |||
水産業全般 |
・特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の施行 ・大型エチゼンクラゲが日本沿岸に大量漂着、大きな漁業被害が発生 ・水産資源保護法及び持続的養殖生産確保法の一部を改正する法律の施行(水産防疫体制の強化) | |||
平成18年(2006年) | ||||
東北水研 | (4月)
・農林水産技術会議事務局計上プロジェクト研究「地球温暖化(略称)」において、「沖合域における海洋生態系モデルの高度化と水産業への温暖化影響評価技術の開発」を開始(平成22年度までの5カ年計画) (6月) ・若鷹丸が気象庁長官から、長年にわたる海洋の表層水温の観測通報に積極的に協力してきたことに対する感謝状を授与される ・東北水研ニュース70号をもって終刊 (8月) ・海区産業研究室 鈴木敏之氏が貝毒簡易測定キットを開発 (9月) ・東北水産研究レターを創刊 (12月) ・資源培養研究室 關野正志氏がエゾアワビのゲノム連鎖地図を作成 | |||
水産業全般 |
・マグロ輸入価格が高騰、その後、反落。マスコミによるマグロ問題過熱報道 ・水産物の輸出促進気運高まる ・平成18年の輸出実績(真珠を除く)は1,703億で対前比118% | |||
平成19年(2007年) | ||||
東北水研 | (1月) ・若鷹丸のファンネルマークを変更 (4月) ・農林水産技術会議事務局計上プロジェクト研究「生物大発生(略称)」において、「魚種交替の予測・利用技術の開発」を開始(平成23年度までの5カ年計画) ・交付金プロ研「生態系アプローチによる資源管理へ向けた基礎的研究」において、「水温が3魚種(ニシン・スケトウダラ・サケ)仔稚魚の摂餌量と成長に及ぼす影響の把握」を開始(平成20年度までの2カ年計画) ・交付金プロ研「アワビ類の個体群変動機構に順応した資源管理・増殖技術の開発」において、「アワビ類を中心とした岩礁生態系の構造と機能の解明」研究を開始(平成20年度からは外部競争的資金に移行) | |||
水産業全般 |
・新たな水産基本計画を策定 ・海洋基本法の制定 ・燃油価格の高騰による漁業生産コストの上昇 ・ヨーロッパウナギ資源の回復のため、国際取引を規制 ・我が国周辺クロマグロ資源の利用に関する検討開始 ・マグロ養殖業への期待の高まり | |||
平成20年(2008年) | ||||
東北水研 |
(4月) ・農林水産技術会議事務局計上委託研究「再生産力の向上を目的としたアワビ類の資源管理・増殖技術の開発」を開始(平成23年度までの4カ年計画) ・環境省地球環境研究総合推進費「海洋酸性化が石灰化生物に与える影響の実験的研究」において、「海水中CO2増加が水産重要生物の幼生に及ぼす影響に関する研究」を開始(平成22年度までの3カ年計画) (10月) ・東北ブロック沿岸水温速報WEB公開スタート | |||
水産業全般 |
・海洋基本計画策定 ・ウナギ蒲焼きの産地偽装事件、アブラボウズの偽装・違法販売事件、ハマグリ原産地不正表示事件の発生 ・ニホンウナギの産卵海域と想定されていた海域で、成熟親魚と仔魚の捕獲に世界で初めて成功 ・燃油価格が大幅に変動 |