(独)水産総合研究センター所属の漁業調査船「若鷹丸」は、平成20年1月16日〜2月7日まで23日間の予定で、石巻市にある造船所に修繕のためドック入りしています。
船も人間と同じように歳をとり、度重なる航海で船体、機関、観測機器やウィンチ、クレーンなど船は少しずつ劣化しますが、 普段から航海の合間に行われる乗組員の地道なメンテナンスに加え、定期的な法定検査や整備(私達なら人間ドックや医者で治療すること) により船の健康が保たれています。 若鷹丸は航海計画の関係で、毎年冬場に修繕ドックを行いますが、真冬の厳しい環境の中で乗組員が可能な範囲で 自ら修繕作業に当たることにより経費節減の努力をしています。 研究のための調査航海を行う上で、乗組員の命を守り船の安全航行には欠かせないドック。 平成19年度も残すところあと1航海です。3月のA-line 調査も無事航行できるよう整備が進められています。