独立行政法人 水産総合研究センター 東北区水産研究所
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7/29〜8/7 若鷹丸 平成19年度 第6次航海 7/29(日) 17時 塩釜港出港 8/7(火)終了

 (独)水産総合研究センター所属の漁業調査船「若鷹丸」は、7/29〜8/7の期間に、茨城県沿岸から 仙台湾を調査海域として 「ヒラメ卵・仔稚魚調査」 を行っています。

 本調査は、ヒラメ太平洋北部系群の加入量変動機構を解明することを目的としています。
(ヒラメの卵や仔魚(子供)を採集して、海中での分布やどのような餌をどのくらい食べて成長しているのか、 またどんな捕食者に食べられているのかを調べ、ヒラメの生き残りの仕組みを明らかにします。)

 これらの研究は、水産庁委託事業「資源評価調査(ヒラメ太平洋北部系群)」、交付金一般研究「東北沿岸域における重要魚介類の資源変動とその環境応答の解明」の一環です。

 担当は、東北区水産研究所 海区水産業研究部 沿岸資源研究室です。  ※写真をクリックすると拡大します。

水産総合研究センター所属
漁業調査船「若鷹丸」692トン
IKMTネット
ヒラメ仔魚を採集する。
モクネスネット
表層から100mまでを7層に分けて
プランクトンやヒラメ卵・仔魚を
採集する。
CTDとニスキン採水器
CTDで海水中の水温・塩分・深度を測定。
ニスキン採水器で海中各層から海水を採取。
ハンドネット(濾しネット)
ニスキン採水器で採水した海水を濾し、
餌生物(プランクトン類)を採集する。
第6次航海の調査スタッフ
(調査員と学生さん達)

7/29(日)17時に塩釜港を出港した。
あいにくの雨模様。