海況解析技術に係る研修会開催について

 平成30年6月27日に東北区水産研究所塩釜庁舎会議室で「海況解析技術に係る研修会」が開催されました。
 初めに東北区水産研究所所長より、長年にわたって続けられている定線調査への労いと、本研修会を通じた定線観測データの活用、調査の維持・継続について挨拶が行われました。
 奥西海洋動態G長より本研修会の進め方が説明され、また、CTDデータの品質管理の方法、クラスター解析による水塊区分を行うソフト(海洋動態グループで開発)の使用方法についての説明が行われました。
 その後、各県の定線観測で取得されたCTDデータを用いて、水塊の年変動、その変動と水産資源の漁獲量変動との関係解析の実習を行い、午後からは参加者各自の解析結果について発表を行いました。最後に本研修会の参加者に、奥西海洋動態G長から修了証書が交付されました。