独立行政法人 水産総合研究センター 東北区水産研究所
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平成19年度 貝毒分析研修会 10/15-18 を開催しました。

HPLC及びHPLC/MSによる貝毒の分析法の習得        参考:開催案内

 平成19年10月15日(月)〜18日(水)まで、東北区水産研究所において、東北大学との共催で
「平成19年度貝毒分析研修会」を開催しました。
 研修会には、道府県(北海道、宮城県、大阪府、兵庫県、佐賀県)から5研究機関の参加がありました。

 今回の研修では、蛍光HPLC、HPLC/MS及び簡易測定法による貝毒の分析法の研修を行いました。
 貝毒モニタリング体制を高度化することによって、食品の安全性の 確保と効率的な水産資源の生産に寄与することを目的としています。道府県の水産、 衛生の担当者をはじめ、広く貝毒研究者を対象に最新の分析技術を紹介しました。

 研修内容
  ・麻痺性貝毒及びその分析に関する概論と二枚貝・現場海水の分析実習
  ・下痢性貝毒及びその分析に関する概論と二枚貝・現場海水の分析実習
  ・(財)日本食品分析センターによる下痢性貝毒の簡易測定法の概論と分析実習


<研修の様子>  ※写真をクリックすると拡大画像になります。
開催の挨拶
(東北区水産研究所長 關 哲夫、中央)
研修開始風景 講義中
(東北区水産研究所 鈴木主任研究員、中央)
麻痺性貝毒の分析指導
(東北大学 大島教授、左)
 
分析実習−1 分析実習−2
下痢性貝毒簡易測定法の紹介
((財)日本食品分析センター 関口氏、中央)
 
下痢性貝毒簡易測定法の分析実習−1 下痢性貝毒簡易測定法の分析実習−2
左から
  1人目:関口礼司氏((財)日本食品分析センター)
  2人目:鈴木主任研究員
  3人目:大島教授(東北大学)
  4人目:首藤俊雄氏
      (佐賀県有明水産振興センター)
  5人目:渡邊龍一氏
      (東北大学大学院生命科学研究科)
右から
  1人目:石田業務推進部長
  2人目:佐古海区水産業研究部長
  3人目:高橋なつき氏((財)日本食品分析センター)
  4人目:山本圭吾氏
      (大阪府環境農林水産総合研究所)
  5人目:菅原理恵子氏
      (北海道立函館水産試験場)
  6人目:吉岡直樹氏
      (兵庫県立健康環境科学研究センター)

水研センターでは、成果の普及と国民との双方向コミュニーケーションを図っており、
今後も研修等を通じて外部機関との連携を強化していく予定です。(第2期 中期計画)