独立行政法人 水産総合研究センター 東北区水産研究所
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「下痢性貝毒の一斉分析法についての研修」を開催 (2006.7/3-10)

「液体クロマトグラフィー/質量分析法による下痢性貝毒の一斉分析法についての研修」

 平成18年7月3日から10日まで、Gyeongsang National University(韓国 慶尚大学校)の
Lee Jong-Soo 海洋生命科学部 教授 が研修のため来所されました。

 Lee教授は、下痢性貝毒の蛍光液体クロマトグラフィー法(蛍光HPLC)を世界で最初に開発された
研究者として知られており、当所で最近開発したLC-MSによる下痢性貝毒の一斉分析法には高い
関心をお持ちの様子でした。

 
【写真】 液体クロマトグラフィー(分析機器)    研修風景(左:鈴木敏之 右:Lee教授)


 今回の研修では、最近、論文として報告したLC-MS分析法の概要やLC-MSの基本条件、当所で
行っている最新のLC-MS分析法等について説明し、Lee教授が調製した韓国産二枚貝試料の分析
を行い、良好な結果が得られました。

 詳しい情報は、海区産業研究室 鈴木敏之 までお問い合わせ下さい。


水研センターでは、成果の普及と国民との双方向
コミュニーケーションを図ることを目標としており、
今後も研修等を通じて外部機関との連携を強化して
いく予定です。(第2期 中期計画)



    Lee教授の感想 → PDFファイル

【写真】 研修最終日(屋上にて) 左:Lee教授