独立行政法人 水産総合研究センター 東北区水産研究所
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東北ブロック海況解析技術研修会の開催 (2006.6/28-29)

 この研修会において
  1)主成分分析、クラスター解析、コンポジット解析の原理の説明
  2)主成分分析のスコア自己回帰予測による水温予測の原理と実習
  3)類似年抽出方法の原理と類似年モデルによる水温予測の実習
  4)偏差持続モデルによる水温予測の実習
  5)その他
 を研修した。外部機関からの参加者を含め11名が参加した。

 詳しい情報は 海洋動態研究室 にお問い合わせ下さい。
  
 【写真】 パソコンによるオンライン研修         図面の詳細 → PDFファイル


【図面の説明】
 海況解析技術に関する研修会では、東北ブロックの海況担当者が共同で行なってきた
 解析方法を中心に、海況解析方法の研修を行ないました。

 まず、各海域の特徴を反映した海域分けを行うために、クラスター解析を行い、予報対象
 とする海域を定義します(図1)。

 これは、天気予報の予報地域に当たるもので、福島県浜通地方などと同じ意味の
 予報対象海域になります。
 この海域毎の水温変動特性を主成分分析を用いて解析し、主要変動成分を抜き出します。
 その主要変動成分の変動を、自己回帰によって予測できるように回帰式を作成します(図2)。

 その回帰式を用いて実際の予測を行います。

 このような解析を各県の地先データでも実習して頂きました。