東北区水産研究所
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沿岸資源研究室



沿岸資源研究室へようこそ

 沿岸域の重要魚介類の資源維持・管理や、“つくり育てる漁業”を進める上で基礎となる調査・研究を行っています。

 エゾアワビやヒラメ・カレイ類については、生活史の初期の生残りが年級群の資源加入量を左右し、天然資源の動向や種苗放流技術とも密接に関連していることから、初期生態と初期生残機構の解明について野外調査と飼育実験の両面から取組んでいます。

 また、魚介類の餌として大切な付着珪藻やアミ類などの生理・生態に関する研究も行っています。

 最近、エゾアワビの付着初期稚貝の漁場での初期生態や、イシガレイ稚魚の成育場に干潟の環境が適していることなどがわかってきました。

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【写真:左】 ヒラメの仔魚(赤ちゃん)


  【写真:右】 ヒラメの成魚(大人)3歳くらい

   オスは2歳、メスは3歳くらいから成魚(大人)になる。

   寿命はだいたい10年くらい。

 ※ オス10年、メス15年と メスのほうが 成長も早いし 長生きする。