表紙写真説明の説明
「三陸沖の春を彩る珪藻たち」
左上 Neodenticula seminae, 右上 Odontella sp. 左下 Chaetoceros sp, 右下 Thalassiosira sp
春の三陸沖では植物プランクトンのブルームが起こります。このブルームは三陸沖の生態系の維持にとって重要な役割をするものと考えられます。春のブルームを形成する主な植物プランクトンは珪藻類で、それぞれの種が非常に多彩なかたちをしています。
写真は2000年4月下旬、北緯40度,東経145度付近で若鷹丸航海中表層で採取された主な珪藻類です(630倍で撮影)。
(生物環境研究室 桑田 晃)
Akira Kuwata