第 一 旭 丸 1947年12月 千葉県勝浦市 旭造船所建造 木製 総屯数 56屯06 千葉県野島埼沖より北海道太平洋沿岸に到る海域の海洋観測及び漁業資源調査等 1 底魚調査(以東機船底曳網による) イ 定点調査(襟裳、苫小牧、広尾、八戸、金華山、小名浜沖) ロ 二艘曳調査(委託調査船との合同調査) ハ アブラツノザメ標識放流 ニ 底魚卵稚仔調査 ホ スケトウダラ標識放流 2 秋刀魚調査 (棒受網、流し網による漁獲、流れ藻追跡、採集、産卵調査等) 3 イカ、サバ資源調査(流し網、一本釣りによる標識放流) 4 海洋観測 5 その他:1949年小樽港を根拠地とした北海道北西沿岸底魚調査
わかたか丸 1960年 三重県伊勢市 強力造船所 木製 総屯数 83屯84 千葉県野島埼より北海道太平洋近海に到る海域の海洋観測及び漁業資源調査等 1 底魚調査(以東機船底曳網による) イ 定点調査(八戸、宮古、釜石、金華山沖) ロ スケトウダラ及びアブラツノザメ標識放流 ハ キチジ産卵調査(L、NETによる) ニ 底魚類卵稚仔調査(底魚類補充機構の解明) ホ 海底海流瓶調査(環境) 2 イカ・サバ調査(岩手県〜道東沖、伊豆沿岸〜大島沖、日本海秋田沖、標識放流) 3 サンマ調査(第一旭丸と同じ) 4 津軽暖流及び暖水塊調査 注:各調査には全て海洋観測が実施されている。
わかたか丸II 1970年 大分県臼杵市 臼杵鉄工所建造 鋼製 143屯26⇒170屯81⇒174屯35
房総沖より根室沖に到る太平洋近海に於て海洋観測及び漁業資源調査を行う。その主業務は採水、測温、潮流等の海洋観測、
稚魚、魚卵、プランクトン採集及び浮魚を対象とする魚群探査並びに底曳調査等 1 底魚調査(以東機船底曳網及びオッタートロールによる、1977年より200海里資源調査と改称される) イ 定点調査(八戸 宮古 金華山沖) 1990年よりオッタートロールとなったため、小名浜沖が追加された。 ロ 俊鷹丸との合同調査(金華山沖) ハ 底魚類卵稚仔調査(L、NETによる中層曳) 2 漁海況予報の為の調査(のちに太平洋イカ漁場一斉調査となる) スルメイカ、アカイカの釣獲試験及び標識放流、定点観測、三陸〜道東沖合 3 三陸沿岸サケ、マス調査(別枠研究) 4 津軽暖流及び暖水塊調査(海洋部及び八戸支所) 5 IBPのための調査(仙台湾担当:東北大学との合同調査) 6 放射能調査 7 その他:ソビエトによる大韓航空機撃墜事件のための海域調査 (オホーツク海担当)