転任の挨拶

今田 了

 

 リラ冷えの6月を過ぎ、7月の声を聞くと北海道は夏の装いとなります。転勤から4ケ月がたちました。車から地下鉄を利用しての50分間の通勤時間。地下鉄乗客の服装に季節を感じ、時々は車通勤ではできない読書をするなど、楽しみながらの通勤を初めております。今年の夏は一際暑いようで職場に着く前に体力を消耗してしまいます。夏バテの前に「体力をつけよう」と近くのスーパーに買い出しにいったとき、見つけたサンマ。見慣れたサンマなのだが、東北水研で研究材料のサンマを開き干しにしたり、イカの一夜干し、うまくなかったけど作った燻製もどきなど、俗称「今田利用加工部」を思い出し、1匹300円のを買物かごに入れました。やはりサンマは焼いたほうがうまい!
 東北水研での3年間、海水取水設備の改修、増殖研究棟の2ケ年にわたる改修工事と施設整備事務処理を担当してきました。東北地方建設局をはじめ資源増殖部の関係研究者には大変お世話になりました。補正予算絡みで計画が早くなったわかたか丸の代船建造絡みの定繋港、陸上施設、宿舎問題や第3次補正予算の解析実験棟問題など未解決事項を山積みしての人事異動発令となり、庶務課・研究者の関係者にはご迷惑を掛けさせることとなり申し訳なく思っています。
 未熟な私を支えてくれた庶務課の皆様大変お世話になりました。そして、指導していただいた企画連絡室長、各部長の皆様有難うございました。またいつかどこかでお会いできるかもしれない各研究者の皆様、楽しく仕事の出来ましたことを心からお礼申し上げます。東北水研での経験を、これからの職務に活かしていきたいと思います。

(北海道さけ・ますふ化場総務課課長補佐)

Ryou Imada

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