佐々木静夫



 4月1日付けで水産庁海洋丸より古巣のわかたか丸に移ってまいりました。顧みますれば昭和26年10月八戸支所所属の第一旭丸を最初に旧わかたか丸(木造)、現わかたか丸に昭和53年3月まで、八戸〜塩釜・塩釜〜八戸と研究者の皆様方のご指導のもとに漁業資源調査、底魚資源調査、海洋観測調査等の仕事をさせて頂きましたが昭和53年3月水産庁取締船白竜丸に転任の命を受け単身で上京、同船にて海上取締り業務を8年間、昭和61年から開洋丸に転任3年間漁労技術士として乗船、平成元年3月31日まで11年間の在京勤務でした。白竜丸乗船中はソ連船、大韓民国船、台湾船等の取締り業務、日本船では旋網船、底曳船、イカ流網船等の取締り業務でしたが、海洋丸ではアメリカ西海岸沖合のマアジの調査、南極海のオキアミ調査に参加させて頂き今となっては思いがけない思い出となっております。
 今後は再び東北水研の一員として、各研究室の調査に協力させて頂きたいと思っております。何卒皆様方の御指導と御支援をお願いいたします。
わかたか丸船長

Shizuo Sasaki

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