着任の挨拶

斉藤忠福


 安井企画連絡室長から、東北水研ニュース31号に掲載を予定しているので着任の挨拶の原稿を書くようにお話しがありましたので、本ニュースの頁をお借りして御挨拶を申し上げます。
 今度、7月16日付けをもちまして、食品総合研究所から東北区水産研究所へ転勤を命じられお世話になることになりました斉藤でございます。
 皆さんどうぞよろしくお願いします。
 6月中頃だったと思いますが上司から東北水研への転勤のお話があったときに、私は躊藷することなく賛成でしたので、その場ですぐ「お願いします」と言いたかったのですが、一応家内の意向をもと思い返事を1日遅らせたのですが、家内ももちろん反対せずに賛成してくれました。それは、今迄は陸地ばかりの中の生活であり海とは疎遠であったことと、又、郷里の盛岡へも近くなれるという事などにあったと思います。
 引越にあったては、ガラクタな物ばかりですが、荷物が多く人手の心配等もしていたのですが、所長さんはじめ、課長さんや皆さん方の温かい御配慮や御援助により短時間のうちに手際よく受入れさせていただき、この点についても御礼を申し述べさせていただきます。
 出身等について申し上げますと、隣の県の盛岡で新制高校を卒業してすぐに東北農業試験場に就職し、これが農林水産省での生活の始まりであります。
 それ以後、現在にいたるまでに、東海近畿農業試験場(現在の野菜試験場)(三重県津市)、食品総合研究所新庄支所(山形県新庄市)、食品総合研究所(茨城県筑波郡谷田部町)等を経てまいりました。
 趣味は、野山に出かけること、音楽を聞くこと位です。スポーツは「下手な横好き」で今まではよく頑張って色々の競技に参加してきましたが、この頃は年のせいか?積極性に欠けてきたようです。
 これからは又、昔にかえって皆さん方と一緒になって張り切ってやりたいと思っておりますので、公私にわたりよろしく御指導御支援下さいますようによろしくお願いして着任の挨拶といたします。
庶務課長補佐

Tadayoshi Saito

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