東海水研資源部の謎に挑戦中

小滝一三



 世間並みに「八戸支所に何年間お世話になり」と書こうとしたら、物理時間ではなく、考古学や地質学のように何かの物象を単位としなければ整理がつかないほどただ長い。
 漁具漁法の高山研(現水工研漁業生産工学部)から派生した支所開庁の翌26年に入り、今、間もなく支所と同じ匂いのするルーツ水工研を自称八戸代表として送り出そうとしていることは時の長さでしょうか。。
 木村喜之助〜篠岡・林歴代東北水研所長をはじめ、猿田・浜井・遊佐・川崎・辰喜・安井・福島・武藤歴代支所長、笠原・丸山・三河・佐藤・山口歴代室長そして石橋・本田・河野・田村の歴代船長の八戸支所のサクセッションを担った諸先生方にはそれぞれ満遍なく叱咤を受けている。。
 苦笑汗顔であるがそのことが時層単位として思い出をひき出す鍵であることを、いまさらでありますが深謝致します。併せて、OB・昭七会・本所・船・支所の皆々様に心からお礼を申し上げます。
 さて、在八戸時、東海水研は何故いつもイワシ・サバなのかと不思議でありました。将来構想の討論過程で少しわかってきたが、まだ外様的理解であるらしい。このへんのところを服部所長にお伺いしてくればよかった。八戸魚市場を這い廻っていた私が東海風になれるかどうか、かかってこの謎ときにあるようだ。八戸へいつ帰されても良いように送別会ではなく歓迎会にしてもらって出て来たが・・・。
東海水研資源第1研究室長

Kazumi Kotaki
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