近況

菅原勝則



 早いもので塩釜の地を後にして3カ月が過ぎました。残務整理もそこそこに、慌ただしくこちらに来てしまい、皆さんには最後の最後なで御迷惑のかけどおしで本当に申し訳なく思っています。
 この度、東北水研ニュースに投稿する機会をただきましたので、4月当時を振り返りながら感想と現在の様子などを書きたいと思います。
 私が着任しました4月3日、こちらでは、早くも桜が咲いてあちらこちらで花見の宴の真っ盛り。薄手とはいえコートを着ている人もいる東北との違いを痛感し、これからこの田舎者がまともに生活していけるのだろうかと、少々弱気になりました。しかし、人の環境に対する適応力とは大したもので、寮生活にも割合楽に溶け込め、清掃に洗濯と東北での生活とは雲泥の差。人間、必要に迫られると結構やるものだと我ながら感心しています。
 さて、仕事はといいますと、総務部庶務課人事係に配属になりました。東北でやってきたのは、旅費と契約という会計関係の仕事だけ。初めて扱う庶務の仕事に「初めての職場で初めての仕事、なまじっか分かっている仕事より、最初から覚えるにはちょうどいいや。」などと開き直っては見たものの、仕事の範囲が広く、何から手を付けていいのか見当がつかず、ましてや周りの人の仕事との関連はどうなっているのか、などということはなかなか理解できず、5年前東北水研に入所した時も、確かこんな調子だったなと思い出したりして、久々に1年生の気分を味わっています。
 こんな調子ですから1人前に仕事をこなせるようになるには、まだ時間がかかると思いますが、一生懸命頑張りますので、これからもよろしくお願いします。又、出張等で近くにおいでになる時は是非声をかけて下さい。皆さんとお会いできる事を楽しみにしています。
東海水研庶務課人事係

Katsunori Sugawara
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