人生は勉強です

加藤留美


 本年4月1日付をもってこの東北区水産研究所に採用されてから、はや4カ月。ようやく今の仕事に慣れを感じつつも、まだまだ分からないことだらけで周りの方々にも迷惑をかけ通し、といった毎日です。
 この3月高校を卒業してすぐに、期待や不安などを持つ暇もないままアルバイトという形でこの職場に通い始め、前任者の方が転勤されるまでの一月という限られた期間無我夢中で仕事の内容を勉強し、それでもまだ大要しかつかめていないまま4月となり、現在でも仕事におわれているといった状態ですが、忙しい半面学ぶことも多く、やりがいのある仕事と思っています。今の図書という仕事は専門知識が必要とされるものであるにもかかわらず、その方面では全く無学であるため、引き継ぎしていただいたこと以外は手探り状態であるので研究員の方々にも、たびたび教えてもらうことがあったり、と、こんな具合であっという間の5カ月でした。
 生活面においても、今回初めて親元を離れ、仙台での独り暮らしとなり、何事も自分で1人ですることの大変さも身にしみています。学生から社会人へ、田舎での暮らしから都会での暮らしへ、学校という同年の人達に囲まれた横の社会から、各世代のある縦の社会へと、なにもかもがあっという間に変わってしまった今を人生の転換期に思い、学ぶものは今までとは違いますが、人生は勉強であるとも言いますから、いろんなことすべてを吸収するつもりで、何事にも頑張っていきたいと思います。
庶務課用度係(図書担当)

Rumi Katou
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