学会活動



昭和56年度日本水産学会東北支部大会は、東北区水産研究所の主催によって、下記のとおり盛況裡に開催されました。
  期 日 :昭和56年11月27〜28日
  場 所 :仙台市、仙台共済会館
  参加人員:約60名

プログラム

開会挨拶三輪勝利(東北区水産研究所長)
藤野和夫(日本水産学会東北支部長)
研究発表(11月27日)
1.仙台湾におけるクサオウオの食性について本多 仁・川崎 健(東北大・農)
2.三陸沿岸−仙台湾に生棲するソウハチの生活史小笠原友二(東北大・農)
3.キヌバリの飼育・産卵に関する二・三の知見佐藤 一・川崎 健(東北大・農)
4.仙台湾におけるイカナゴの魚体各部の季節変動橋本博明(東北大・農)
5.最近の三陸・常磐沿岸におけるオキアミ漁業について小達和子・竹内 勇(東北水研)
6.オホーツク海南部定点における橈脚類Calanus plumchrusの鉛直分布について竹内 勇(東北水研)
7.ジェットネット採集の表層性プランクトンについて小谷祐一・竹内 勇・小達和子(東北水研)
8.有鐘繊毛虫Favella taraikaensisの成長と個体変異川上玲子・谷口 旭(東北大・農)
9.大船渡湾ミクロプランクトンの出現態様について下村敏正・前川義信(北里大・水)
10.大船渡湾における最近の水質環境について早川康博(北里大・水)
11.河川アユの餌付け飼育鈴木敬治二・山本雅規・関 一久(北里大・水)
12.海水飼育シロザケ稚魚の酸素消費量佐々木 実・菊地省吾(東北水研)
13.淡水飼育ギンザケにおける投餌回数と飽食量について吉田文一・梶塚善弘(宮城内水試)
14.宮城県における自河川外さけ卵の移入状況とその効果について吉田文一・山岡茂人(宮城内水試)
15.三陸沿岸におけるサケ幼魚の分布行動橋場敏雄・小滝一三・安井達夫(東北水研)
16.褐藻アラメ配偶体の生長と成熟谷口和也・秋山和夫(東北水研)
17.トゲグリガニによるエゾアワビの捕食について浮 永久・菊地省吾(東北水研)
18.ウニ移殖による漁場改良中本宣典・煙山 彰・高橋広樹(岩手栽培センター)

シンポジウム(11月28日)
東北地方における沿岸漁業の研究課題と問題点
企画責任者 野村 正(東北大・農)・菅野 尚(東海水研)
挨拶と趣旨説明:(東北地方における増養殖生産と研究問題)菅野 尚(東海水研)
座長  倉田 博(東北水研)
1.宮城県沿岸におけるカキの養殖生産と研究問題酒井誠一(宮城水試)
2.プランクトン研究の近年における問題点谷口 旭(東北大・農)
3.植物プランクトンによる養殖カキの変色秦 満夫(東北大・農)
4.親潮第1分枝の動向と研究問題工藤英郎(東北水研)
座長 秦 満夫(東北大・農)
5.原因種の生態からみた貝毒問題福代康夫(北里大・水)
6.貝毒の化学に関する最近の研究問題大島泰克(東北大・農)
7.陸奥湾ホタテガイ生産の現状と研究問題青山禎夫(青森増殖センター)
座長  酒井誠一(宮城水試)
8.ホタテガイ養殖の種苗性に関する研究問題小野田新一郎(岩手栽培センター)
9.宮城県のシロサケ増殖生産石田信正(宮城栽培センター)
10.仙台湾異体類の生活史の比較川崎 健(東北大・農)
総合討論:座長  野村 正(東北大・農)、菅野 尚(東海水研)


kiren@myg.affrc.go.jp

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