独立行政法人 水産総合研究センター 東北区水産研究所
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8/22〜8/29 若鷹丸 平成20年度 第6次航海 8/22(金)9:30 塩釜港出港 8/29(金)12:00帰港

 (独)水産総合研究センター所属の漁業調査船「若鷹丸」は、8/22〜8/29の期間に、北海道釧路沖を調査海域として 「音響・光学観測システム試験ならびにハダカイワシ類調査」 を行っています。

本調査の目的は、水産工学研究所で開発したJ-QUESTχ(注1)の海上試験を行い、至近距離から自然状態のハダカイワシ類の映像を得るとともに、より深いところにいるハダカイワシ類を 3日間連続的に観測し、物理環境と生物との関係を明らかにしたり、生きたサンプルを採集し、遊泳能力や酸素消費量の推定を行うことです。

(注1)
小型軽量魚探機とステレオ撮影可能な高感度TVカメラを組み合わせたシステム。さらに改良を重ね、 不可視照明(ハダカイワシ類に見えない、あるいは行動に影響を与えない照明システム)や、水深500m耐圧のスプリットビーム式送受波器も搭載。

 これらの研究は、交付金プロ研「中深層性マイクロネクトン測定手法の開発」の一環です。

 担当研究所は、水産工学研究所(水産情報工学部)、中央水産研究所(海洋生産部)です。

※写真をクリックすると拡大します。

水産総合研究センター所属
漁業調査船「若鷹丸」692トン
塩釜港 8/22(金)9:30出港
J-QUESTχシステム
(水工研で開発)
トドハダカ(ハダカイワシの一種)
昼 300〜500m層
夜 20〜100m層にいる
サイズ:8 cm
第7次航海の調査員