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プロジェクト
概要/DEEP/FRECS2/モニター (1)VPRによるクラゲ類の計測手法開発深海 水中で網を曳いて生物をとる代わりに、ストロボとテレビカメラを曳航し、撮影した画
像から生物の数や大きさを調べるVPR(Visual Plankton Recorder)という技術を使って、中深層のクラゲ類を観測する手法の開発を進めています。この手法はクラゲ類など通常のネット採集では壊れやすい生き物を調べるのに適しており、これまでよく知られていなかった中深層にすむクラゲ類の分布量を調べています。広視野カメラを搭載するなど機械を改良し、透明なクラゲ類に適した撮像条件を選んだ結果、これまでのプランクトンネット採集結果に比べて、数10〜100倍ものクラゲ類が中深層に分布していることがわかりました。
VPR本体(左上)と撮影された中深層性のクラゲの仲間(左下,右上)。VPRによる観測では、これまでのネット採集(モクネスネット)に比べて遙かに大きい個体数密度が記録されています(右下)。
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