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プロジェクト 概要/DEEP/FRECS2/MONITOR (1)深海生物のダイナミックな鉛直移動 水深150mから2000mの中深層には、ハダカイワシ(背景の写真)やホウライエソ(左下)などの小型の魚類、エビ類(右下の写真はアタマエビ)、イカ類等が分布しています。これらの生物の多くは、夜間には表層に鉛直移動して、動物プランクトンや魚類を捕食します。
日本近海に多いハダカイワシのなかには、毎晩、1000mに達する鉛直移動をする種類がいることが明らかになりました。一方、終日深層に分布している種類や、一部だけが鉛直移動する種類などもおり、ハダカイワシが深海ですみ分けていることがわかりました。 左図 深層性魚類であるトドハダカとセッキハダカの昼と夜の分布層。ドトハダカは毎晩表層に移動しますが、セッキハダカは昼夜を通じて500mよりも深い層に分布しています。 (2)動物プランクトンは海の物流システム (3)表層と深層生態系は相互に依存
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