2, エチゼンクラゲ
1, ミズクラゲの大発生
地球表面の約70%という広い面積をおおっている海。私たちは、その広大な海の上でいろいろな観測を行っています。ここでは海の上での観測がどのように行われているのか、その一部をご紹介します。
この一見ステルス戦闘機のような形をした機械。実は、海の中をただよう小さなプランクトンを撮影するための、水中カメラなのです。これまで海の中のプランクトンは、海水をくんで、その水を顕微鏡で観察しなければなりませんでした。しかしこの水中カメラの登場によって、船の上からでも、海の中にいる小さなプランクトンの姿を捉えることができるようになりました。
下の画像は、すべてこの水中カメラで撮影された、海の中の動物プランクトンの姿です。
生物の採集は、様々な形をしたネットを使って行われます。
この先は、いい写真がありませんので、3月、4月航海でいい写真が供給されることを望みます。
私たちの観測は、海洋観測船という大きな船で行っています。海洋観測船には様々な観測機材が搭載されており、この船を使って2週間から1ヶ月、時にはもっと長い間、海の上での観測を行います。
4, 海洋観測
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体長:
生息域:
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3, 水中カメラで捉えられた動物プランクトン
この大きなクラゲは、みなさんもよくご存知のエチゼンクラゲです。その大きさは約〜メートルと、他のクラゲに比べて約〜倍もの大きさをほこっています。その大きさは、写真に映っているダイバーと比較してもおわかりいただけるのでないでしょうか。
上の2枚の写真は、沿岸でクラゲが大発生している様子を上空から撮影したものです。海の中に白く漂うミルクにように見えるのが、何万匹というクラゲの群れなのです。近くで見ると、下の写真のように、数多くののクラゲが発生していることがよくわかります。
オキアミ
体長:
生息域:
カイアシ類
体長:
生息域: など
クラゲにまとわりついている魚は、実はクラゲを食べようとして集まっている魚たちです。
このようなクラゲの大発生は、〜や〜が原因となり起こると考えられています。このようなクラゲの大発生がひとたび起こると、・・・・・・・・・・・・私たちの生活に大きな影響を与えることになります。
撮影地:・・・・・・・・
撮影地:・・・・・・・・・
ニュースなどでも伝えられているように、大量のエチゼンクラゲが主に日本海沿岸に漂着し、漁業に大きな被害を与えています。こうしたエチゼンクラゲなど、クラゲ類の大発生を未然に予測し、コントロールして、漁業の被害を防ぎたいという願いから、私たちの研究はスタートしているのです。