塩崎 拓平
あいさつ
4月より東北区水産研究所海洋動態研究室の研究支援職員に着任いたしました和川拓です.これまでは北太平洋亜寒帯域の海洋循環に及ぼす海底地形の影響を,基礎的な数値実験,現場観測,資料解析によって調べてきました.本課題では,小型浮魚類の仔稚魚期から幼魚期における輸送過程に注目し,最前線の数値実験結果や現場観測資料を解析します.特に,混合域を通して亜熱帯域から亜寒帯域へ流れる準定在噴流による輸送機構に焦点を当てて研究を行い,魚種交替機構の解明に貢献することを目指します.本プロジェクトに関わるみなさま,よろしくお願いいたします。
 
担当課題:魚種交替の予測・利用技術の開発
A402 「仔稚魚生残過程の変動による魚種交替モデル構築」
 
独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所
混合域海洋環境部 海洋動態研究室 研究支援職員
あいさつ
東大海洋研究所の特任研究員に着任してから約2年が経過しました.多くの研究機関と連携を取りながら,研究は順調に進行しています.本課題では、マイワシ、カタクチイワシ、およびサバ類の資源水準に応じた生理生態学的特性の変化を時期系列データとして記述した上で、このような変化が資源高水準期あるいは低水準期を一定期間継続させる維持機構として作用しているのか否かを解析することを目的としています。収集したデータの整備および解析が私の業務です.資源の質の変化が資源変動にどのような影響を与えるのかという視点の先行研究はなく、非常に興味深い問題です。私たちはワクワクドキドキしながら、日々データ解析と議論を重ねています。プロジェクトの成果として,日本から新しい知見を発信したいと思っています。どうぞよろしくお願いします。。
 
勝川 木綿
東京大学海洋研究所
生物資源部門 資源生態分野 特任研究員
担当課題:魚種交替の予測・利用技術の開発
A306 「魚種交替に伴う生理生態特性の変化をその維持機構」
 
和川 拓
あいさつ
11月より中央水産研究所 生理特性研究室の研究支援職員に着任しました米田です。私はこれまで、東シナ海や大西洋の北海、東北太平洋沿岸域における有用魚類複数種の生物学的特性に関する研究を行ってきました。本プロジェクトでは、小型浮魚類における繁殖特性の違いが魚種交替機構にどのような影響を及ぼすのかを飼育実験にて解明することを目指しています。対象とする小型浮魚類の特色の一つに、資源水準が変動すると成熟・産卵に関わるパラメータ推定値が劇的に変化することが挙げられます。我々は、生理・生態学的側面から、それら繁殖特性の環境に対する応答を定量化することにより、魚種交替現象の解明に寄与したいと思っています。このためには、本プロジェクトのメンバーの皆様をはじめとする、多くの研究者、水産関係の方々からの現場情報やご意見などが不可欠です。皆様からのご支援、ご教示のほど、何とぞよろしくお願いいたします。
 
あいさつ
4月より北海道大学大学院理学研究院の博士研究員に着任しました青木邦弘です。これまでは、高解像度海洋モデルのシミュレーション結果を用いて、海洋環境変動に対しても非常に重要な海洋ロスビー波の力学について解析を行ってきました。生物大発生のプロジェクトでは、生態系の環境変動の一つである水温場がどのように決定されているのかについて研究を行います。近年、人工衛星技術および数値海洋モデルの発達によって、渦を解像できるほどの高解像度のデータが手に入るようになり、海洋環境に対する渦の効果が注目されるようになってきました。私は、これらのデータを基に、これまであまり詳しく調べられてこなかった渦による熱輸送について解析を行います。プロジェクト内の多くの課題と連携を図りつつ、魚種交替現象の解明を目指したいと思いますので、プロジェクトに関わっておられる研究者および水産関係の方々、どうぞよろしくお願いいたします。
 
担当課題:魚種交替の予測・利用技術の開発
       A104 「生態系遷移を引き起こす海洋物理環境変動とその要因の解明」
 
東北大学大学院理学研究科
産学官連携研究員
石津 美穂
あいさつ
5月より、東北大学大学院理学研究科の産学官連携研究員に着任しました石津美穂です。これまでは、北海道北東部沿岸域に形成される冷水帯のメカニズムを解明するため、現場観測および数値実験から研究を進めてきました。生物大発生プロジェクトでは、黒潮親潮混合水域および黒潮続流域に投入されたクロロフィルセンサー付Argoフロートのデータの品質管理・データセットの整備とその他の課題への配布、「表層物理環境の維持と変動及びその変動が一次生産にどのように関わってくるか」についての当課題の解析を担当します。これまでと対象海域が変わり、研究内容も異なりますので、どのように研究を進めるかについては手探りですが、魚種交代の解明に少しでも役立つことができればと思います。これからのご教示のほどよろしくお願いします。
 
米田 道夫
独立行政法人水産総合研究センター 中央水産研究所
資源評価部 生理特性研究室 研究支援職員
担当課題:魚種交替の予測・利用技術の開発
       A302 「魚種交替に関与する生理生態要因の解明」
 
青木 邦弘
北海道大学大学院理学研究院
博士研究員
担当課題:魚種交替の予測・利用技術の開発
       A101 「レジームシフトに関する大気ー海洋相互作用」
 
独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所
海洋データ解析センター 海洋モデル研究グループ 研究支援職員
担当課題:魚種交替の予測・利用技術の開発
A401 「3次元生態系モデルによる物理環境変動が生態系変動に及ぼす影響把握」
 
あいさつ
7月より東京大学大学院農学生命科学研究科の特任研究員に着任しました塩崎拓平です。これまでは、熱帯・亜熱帯貧栄養海域の基礎生産に関する研究を行ってきました。本課題では、魚類生産の基盤となる生食食物連鎖の主要構成者である珪藻類を核に動物プランクトンの餌料としてのナノおよびマイクロ植物プランクトンの群集動態を物理環境変動との関連で明らかにすることを目標としています。現在は特に黒潮属流域およびその周辺海域における植物プランクトン群集組成と基礎生産速度の解析を行っております。どうぞよろしくお願いいたします。。
 
あいさつ
魚種交代をはじめとする生態系の変動には様々な要因が複雑に絡み合っていますが、その一部として、海洋の流れや水温などの物理環境の変化、またそれに伴う植物プランクトンなどの餌環境の変化が少なからず影響を及ぼしていると考えられます。当課題では3次元生態系モデルを用いて、小型浮魚類の卵や仔稚魚の生残変動に対する、これら環境変動の寄与について把握・解明することを目指しています。当課題での私の担当は、現実の物理環境変動と、それに伴う卵・仔稚魚の初期輸送過程の実態把握です。私はこれまで、衛星海面高度計と漂流ブイ観測のデータを用いて、黒潮続流変動や黒潮を中心とした流速場変動の研究を行っておりました。本プロジェクト研究ではさらに、衛星観測による水温データやクロロフィルデータなど、広域観測を得意とする様々なリモートセンシング技術を総合利用し、地球規模から中規模渦などに代表される数ヶ月・数百kmスケールまでの環境変動を解析し、これらの変動が小型浮魚類の生残過程へどのように寄与しているかを調べ、モデルの再現性向上に貢献することを目標としています。本プロジェクト研究の成功に向けて、多数の研究者の方々からの意見を参考にさせていただき、効果的な連携を行えればと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
 
担当課題:魚種交替の予測・利用技術の開発
A202 「環境変動に対する植物プランクトン生産および群集構造の応答」
 
安倍 大介
東京大学大学院
農学生命科学研究科