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着底直後のエゾアワビの赤ちゃん |
ワカメを食べるエゾアワビ |
豊かな海を目指して |
平成20年10月29日(水)、東北区水産研究所会議室において、
平成20年度 新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業 「再生産力の向上を目的とした
アワビ類の資源管理・増殖技術の開発」研究設計会議 を開催しました。
このプロジェクト研究期間は、平成20〜23年度の4年間で、研究開始にあたり、プロジェクトの円滑な推進と
所期の目的を達成するための検討を行いました。
配布資料 こちら 【PDF 153KB】
(内容)
アワビ類の漁獲量は著しく減少しており、海藻群落が退行する磯焼け現象がアワビ類の成長・成熟に悪影響を及ぼしていること、
アワビ類の生息密度減少に伴う受精率低下や稚貝の生息場喪失が再生産力を損なっていることが要因と考えらます。
そのため、海水温の変動と餌料環境の変化がアワビ類の資源特性に及ぼす影響と岩礁生態系の構造と機能を解明し、
個体群変動機構に順応した資源管理手法と親集団造成による個体群保全・資源回復手法の開発に取り組むことになりました。
これによって、科学的根拠に基づいたアワビ類資源の持続的・効率的利用が期待されます。
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(参画機関)
水研センター東北水研(中核機関)、中央水研、瀬戸内水研、西海水研、
養殖研、南伊豆栽培セ、北海道立中央水試、宮城県水技セ、福島水試、
神奈川県水技セ、長崎県水試、東大海洋研
専門家:關 哲夫 (社)農林水産技術情報協会 専門PO
外部評価委員:今井利為 (財)神奈川県栽培漁業協会 専門理事 |
会議の様子 |
關哲夫氏による説明 |
水研センターでは、成果の普及と国民との双方向コミュニーケーションを図ることを目標として
おり、今後も関係機関との連携を図って行きます。(第2期 中期計画)
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